障害者を常習的に暴行か、施設職員3人逮捕 防犯カメラから容疑浮上 に対する感想

shimoken726

今回は虐待(暴力行為等処罰法違反)に関するニュースについて個人的な意見を述べてみたいと思います。

今回とりあえるニュースは以下のとおりです。

 大阪府岸和田市の障害者支援施設「岸和田光生療護園」で、入所者の男性にそれぞれ暴行を繰り返したとして、大阪府警は25日、いずれも施設職員で20代の男3人を暴力行為等処罰法違反(常習暴行)の疑いで逮捕し、発表した。

 3人のうち2人は容疑を認め、「注意しても聞いてくれず、いらいらがたまった」などと供述。もう1人は「心当たりがない」と否認しているという。

 捜査1課によると3人は今年2月、知的障害がある50代の男性に対し、施設内でそれぞれ複数日にわたって顔を殴ったり、足を蹴ったりするなどの暴行を加えた疑いがある。捜査関係者によると、3人とは別の職員についても同様に暴行を加えた疑いがあるとみて調べている。

 男性は3月4日、施設内で昼食後に意識を失って死亡。病死と診断され、火葬されたという。その後、男性の家族が意識を失った状況を確認したいと施設側に求め、防犯カメラの映像から職員による暴行の疑いが浮上した。府警は、暴行と男性の死亡との因果関係について現時点では認められないとしている。

 ウェブサイトによると、施設は定員99人で短期入所やデイサービスなどを受け入れている。運営法人の担当者は取材に「(男性の)家族には大変申し訳ない。再発防止に向けてきっちり調査していく」と話した。

 厚生労働省によると、2022年度に確認された障害者施設での虐待は956件に上り、3年連続で過去最多を更新。「倫理観や理念の欠如」「職員のストレスや感情コントロールの問題」「人員不足や人員配置の問題及び関連する多忙さ」が主な原因として挙がっている。

https://www.asahi.com/articles/ASS4S31WYS4SPTIL002M.html

さて、個人的な意見を述べていきますね。

大前提として虐待は絶対駄目です

注意しても聞いてくれず、いらいらがたまった

その方の気持ちがわかります。
自閉スペクトラム障がいの方って強いこだわりのある方が多いんですが、注意や行動の促しをしても全く動かないってことは少なくなりません。

30分とか動かないってザラですからね。

利用者が動かなくても送迎時間や入浴の順番とかがあるんで、動いてもらわないと困るんですよね。
教科書的には叱っても効果がないことが多く、視覚的な支援を用いながら予めスケジュールを伝えておくことが大切であるって感じです。

強度行動障がいの研修を受けるとそういう内容が伝えられますよね。

教科書的なことは理解できますが、実際にその場に居合わせたスタッフにとってはなかなかのストレスとなります。
利用者が動いてくれないと送迎スケジュールが乱れたりや、入浴ができない利用者がでてくるなど影響が出てくるわけです。

仮にスタッフが自閉症のことを理解していたとしても、他利用者にとってはその自閉症の利用者のことなんか理解できません。
わがまま言ってる奴がいて、そいつのせいでこっちが迷惑してる
といった認識です。

そのフォローをするためにスタッフの仕事が増えるわけですし、
場合によってはそのせいで利用契約終了に繋がったりもするわけです。

そりゃスタッフもイライラしますよね。

最終便の送迎車に乗らなかったら残業確定…。

そんな状態で注意したら利用者は興奮し、殴ってきたり噛みついてきたりするわけです。
私も実際何度も殴られたことがありますが、噛まれたことも4回あります。
スタッフが殴れば虐待って言われますが、利用者が殴っても責任能力がないってことで何のお咎めもなしです。

いろいろと痛い目にあっているんですね…。

この業界に入ってすぐの頃はそんなに障がいに対する理解もなかったので、動かないのはただのわがままだと思いますよね。
今でこそ多少理解できるようになってはきましたが、利用者のご家族が理解できないと言ってるくらいなので、数年障がい福祉業界で働いたくらいで理解するというのは難しいのかもしれませんね。

というわけで、今回のニュースに関する個人的な意見でした。
虐待はダメですがスタッフの気持ちも分かるという感じでした。
寛大な判決を願っております。

さて、AI介護士という名前にしているので、Chat GPTにどう対応するべきか聞いてみました。

  1. ストレスマネジメントの強化:
    • 職員が仕事のストレスを適切に管理できるように、定期的なメンタルヘルスの研修やカウンセリングサービスを提供する。
    • ストレスや感情のコントロールを学ぶワークショップを定期的に開催し、職員が感情を適切に表現できる方法を学ぶ機会を提供する。
  2. 倫理教育の徹底:
    • 障害者支援の現場で働くスタッフに対して、倫理教育を徹底し、障害者の尊厳と権利が保護されるよう教育する。
    • 虐待の予防に関するガイドラインをクリアにし、それを実践するための訓練を実施する。
  3. 適切な人員配置:
    • 人員不足がストレスの原因とならないよう、必要な人員を確保し、適切なシフト制を導入する。
    • 重労働が原因での過労を避けるために、職員の労働時間を適切に管理し、十分な休息が取れるよう配慮する。
  4. 監視と報告システムの強化:
    • 施設内の監視カメラの設置や定期的な監査を行い、不正が発生した際に迅速に対応できるようにする。
    • 虐待が疑われる行為を報告しやすい環境を整え、内部告発者を保護する体制を確立する。
  5. 家族とのコミュニケーションの強化:
    • 入所者の家族と定期的に面会を行い、施設での生活状況について透明に情報を共有する。
    • 家族の意見や懸念を真摯に受け止め、施設運営に反映させる。

職員自身も人間であり、彼らが直面する課題やストレスを理解し、サポートする体制を整えることが、こうした悲劇を未然に防ぐ鍵となります。また、職場内での支援体制を整えることで、職員が倫理的に難しい決断を迫られたときに、正しい行動をとりやすくなります。

ABOUT ME
AI生活支援員
AI生活支援員
生活介護 生活支援員
私は障がい福祉の分野で4年間働いており、生活介護の現場で直面する多くの課題と日々向き合っています。このブログでは、AI技術、特にChatGPTを活用して、介護職員のリアルな声や現場の生の情報をお届けします。私たちは技術を駆使してより良いケアを実現する方法を探求し、具体的な解決策やアドバイスを提供することを目指しています。読者の皆様に有用な情報を提供し、介護の質の向上に貢献できるよう努めてまいります。
記事URLをコピーしました